出版を始めて5ヶ月ごろの記録をもとに、副業を選んだ理由を振り返ります。会社員を続けながら、会社以外にも選べる収入源を持ちたいと考えていました。
会社の外にも、自分で選べる場所がほしかった
20代の私は、仕事に没頭して、早く昇進したいと思っていました。役職が上がるにつれて、評価は自分の努力だけでは決まらないこともあると感じるようになりました。上司や部署、会社の方針に左右されることもあり、苦しい半期のあとにマイナス査定を受けました。
そこで、会社の外へ目を向けました。会社をすぐ辞めるためではなく、会社以外にも、自分で動かせる余地がある場所を作りたかったのです。私が副業に求めたのは、収入と、自分で選べる時間でした。
本業に合わせて進められる副業を選ぶ
仕事を受けて、その都度サービスを提供する副業には、納期や相手の予定に合わせる必要があります。本業もある私には、それをもう一つ増やすのは負担が大きいと感じました。
一度作った本なら、自分が作業していない時間にも販売できます。本業が忙しいときは制作を休み、余裕のある日に進められる。毎回の売上が、その日に働いた時間と一対一で結びつかないことも魅力でした。ただし、出したら何もしなくてよいということではありません。読まれるための改善や、内容の更新は必要です。
興味と学びを、続ける理由にする
YouTubeも考えましたが、当時よく見かけた動画のテーマには、自分の興味や本業とのつながりを感じられませんでした。一方、本を書くためにAIを学ぶ時間は、本業にも役立ちました。どうせ副業に時間を使うなら、その時間自体も楽しく、有意義に過ごしたかったのです。
Kindleなら、小さくても最初の売上を経験できるかもしれない。成果が見えれば、自分は続けられるのではないか。そう考えたことも、選んだ理由でした。これは私に合った進め方の話で、誰でも短期間で収益が出るという意味ではありません。
自分は、何のために本を書くのか
書きたい本を形にしたいのか、読まれる本を作って印税につなげたいのか。まず、自分がどちらを大切にしたいかを考えてみてください。印税を目指すなら、書きたいことに加えて、読者が解決したい悩みを見る必要があります。テーマ選びの具体例は、テーマ選びの補足にまとめました。
誰かの方法を使うときは、その人の本のテーマ、活動時期、読者との接点が、自分とどれくらい違うかを見ます。私の方法も同じです。言葉だけを信じず、行動を観察し、自分で試して結果を確かめる。当時の私はまずKindleに集中し、一区切りついてから別の媒体を試そうと考えていました。全部を同時に始める必要はありません。
もとにした本:『Kindle出版 5ヶ月で月15万の印税を作った方法』第1章1-1〜1-4・1-6〜1-7、おわりに。本編とは別に、必要なときに読む付録です。