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あおいのKindle出版アカデミー
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付録

tips|テーマ選び

このページについて

本編の第1章では、身近な経験から、本のテーマを考えます。このページは、テーマを選ぶ別の切り口を知りたい人向けです。

前半は、noteを書く人向けの私の本(2026年7月以降に更新した版)の第2章に載せた「HARMの法則」です。note向けに書いたものですが、読者の悩みを整理する切り口なので、本のテーマを考えるときの参考にもなると思って、ここに入れました。後半は、noteで公開している関連記事の題名と要点の一覧です。本文はnoteで公開中で、このコースには載せていません。

読まなくても、本編は進められます。

HARMの法則:読者の悩みを整理する切り口

noteで稼ぐために最初に決めるのは、「何について書くか」です。好きなことを書くのは大切です。でも、稼ぎたいなら、もう一つ考えることがあります。読者がお金を払ってでも知りたいテーマは何か、ということです。

その整理のために、HARMという考え方を使います。ただし、この4つの分野なら必ず売れるという意味ではありません。

H:Health(健康・美容・ダイエット)。健康でいたい、美しくなりたい、痩せたい。この欲求は、とても強いものです。「1ヶ月で5キロ痩せた私の記録」「肌荒れが改善したときに見直した3つの習慣」のような経験は、同じ悩みを持つ読者に届ける題材になります。

A:Ambition(キャリア・副業・お金)。出世したい、転職したい、副業で稼ぎたい。「副業で月5万円稼いだ方法」「転職に成功した履歴書の書き方」のような経験にも、必要としている読者がいるかもしれません。

R:Relation(恋愛・人間関係・子育て)。恋人が欲しい、人間関係をよくしたい、子育てで悩んでいる。「職場の人間関係を改善した方法」「子どもが言うことを聞くようになった声かけ」のような経験も、題材になります。

M:Money(投資・節約・資産形成)。お金を増やしたい、将来の不安を減らしたい。「新NISAのつみたて投資枠を調べるときの基礎知識」「年間50万円節約した家計管理術」のような経験も、必要な人へ届けられる可能性があります。

HARMはテーマを考える入口になりますが、収益化には、自分の実体験と読者の具体的な悩みが重なることが大切です。

自分に合うジャンルを選ぶ二つの基準

基準1は、自分が経験したことがあるかどうかです。自分が悩んで、解決した経験があるジャンルを選びます。実体験があるほうが、読者の心に響く文章が書けます。ダイエットに成功したならH、副業で月3万円稼いだならA、職場の人間関係を改善したならR、投資を始めて資産が増えたならM、というように考えます。

基準2は、続けて書けそうかどうかです。無理のない頻度で続けるには、実体験や具体例を複数持っているジャンルを選びます。たとえば「ダイエット」なら、食事のコツ、運動のコツ、モチベーションの保ち方、リバウンドしない方法、挫折しそうなときの対処法と、ネタが広がります。逆に、ニッチすぎると、5記事書いたらネタが尽きてしまいます。

迷ったら、次の4つの問いに答えてみます。

  1. 過去に悩んで、解決した経験は何か(例:ダイエット、転職、副業、人間関係、お金の管理)
  2. その経験を、ほかの人に教えられるか
  3. そのジャンルで、10記事以上書けそうか
  4. HARMのどれに当てはまるか

AIに相談するなら、「私は過去に〇〇で悩んで、△△で解決しました。書くジャンルとして、どう思いますか?」のように聞きます。1つに絞れないなら、2〜3個のジャンルを試して、反応がよかったほうに途中から集中する、という進め方もあります。

本編との使い分け

本編の第1章は、身近な経験から出発して、読んでほしい人とその人の困りごとを決める順番です。HARMは、その順番を置き換えるものではありません。経験を一つ選んだあとで、「この経験を必要としている人は、どんな悩みを持っているか」を整理するときの、補助として読んでください。HARMに当てはまるからといって、売れるとは限りません。

公開しているnote記事(題名と要点)

記事キーは、https://note.com/kurokawa_aoi/n/ に続く文字です。正式な題名と本文は、このページを作った時点では取得できていません。要点は、内容を表す呼び名だけを書いています。本文はnoteで公開中です。

記事キー呼び名(要点)
n6ac7af3da5d5ニッチの見つけ方
n4e1e3d8fc6b6テーマ選び10
n850e137fae39知恵袋でネタ探し
nd957805841a5需要から逆算する

売れた本と、思ったほど読まれなかった本

最初の7冊を振り返ると、『ChatGPTでnoteを始めよう』には、毎日書いていた経験を入れられました。どこで悩み、どんなタイトルに反応があったかを、自分の言葉で説明できました。『ChatGPTで独学英語!』にも、お金をかけて学んでも聞き取れなかった経験と、音声機能を使った驚きが入っています。

一方、『ChatGPTで内定獲得!!転職活動完全ガイド』は、内容の濃さに自信があったのに、当時いちばん読まれませんでした。面接対策なら、転職エージェントから支援を受ける人もいます。読者に、ChatGPTを使う理由や、どんな悩みに答える本かが伝わらなかったのかもしれません。

経験があれば必ず売れる、HARMに入れば売れる、と言い切れる結果ではありません。自分の経験、読者の困りごと、対象となる人の広さ、出版時期を見比べます。情報を集めただけの本には薄さを感じる一方、自分が詳しい本にも不調がありました。実績の全体は、最初の7冊の裏話で読めます。

人口分布と、その中で本を読む人を考える

テーマを考えるときは、対象となる人がどのくらいいるかも見ます。年齢や暮らしによる人口分布は、その出発点です。自分のSNSでよく見る人だけを、社会全体の読者だと思わないようにします。

例えば「ChatGPT入門」を、「60歳から始める入門」にするか、「小学生にも分かる入門」にするかでは、想定する読者も、知りたい内容も変わります。分かりやすい比喩として「小学生でも」と書くことと、小学生を実際の購入者として想定することも別です。

人口が多いだけでは、その人たちがKindleで本を探しているとは分かりません。その層にどんな困りごとがあり、何を検索し、どの本を読んでいるかを、似た本や読者の声と合わせて見ます。広いテーマでも、今回の一冊が誰に答えるかは絞ります。人口の数字を調べるなら、対象年と出典を記録して使います。