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あおいのKindle出版アカデミー
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付録

ツール|A+画像を作るプロンプトセット

このツールについて

A+コンテンツは、Amazonの商品ページに、画像や文章を追加できる機能です。出版後に使える仕組みで、すべての本に必要なものではありません。本編の4-2の最後でも触れていますが、読まなくても本編は進められます。このページは、A+用の画像をAIと一緒に作りたくなったときに、そのまま使える依頼文をまとめたものです。

私は、以前の本(『Kindle出版 5ヶ月で月15万の印税を作った方法』のtips集。2025年10月ごろの記述を含みます)に、A+は面倒だから作っていない、と書きました。私が見る範囲では、作り込まれたA+はあまり多くない印象で、中途半端に作ると、かえって素人っぽく見えるかもしれない、と考えました。やるなら、プロと同じ水準を目指すか、プロに頼むか。変に自作して、とりあえず済ませるのはやめたほうがいい、というのが、そのときの個人的な意見でした。

今は、少し考えが変わっています。40冊以上の本を出してきて、A+は作ってきませんでしたし、既刊の全部に作る予定もありません。さすがに、40冊以上の本に一冊ずつ追加するのは大変です。ただ、今ならAIに頼めるので、表紙の雰囲気に合わせた画像も、以前より作りやすくなりました。これから出す新しい本なら、表紙を作ったタイミングで、A+用の画像も一緒に用意してよいと思っています。

作る場合は、表紙と同じ水準を目指します。納得できる画像にならないときは、作らないという選択もあります。

使う前に知っておくこと(2026年10月9日確認)

A+コンテンツに、画像や文章を登録できるのは、販売中または予約注文中の本です。販売中の本と、予約注文中の本に追加でき、出版前の本には追加できません。日本のKDPの管理画面から公開できるのは、Amazon.co.jpの商品ページだけで、使える言語は日本語、簡体字中国語、英語です。審査があり、提出から8営業日以内に表示されるのが目安です。このページでは、画像案を作るところから、Amazonへの登録と表示の確認までを扱います。

画像の形式や大きさは、次のとおりです。

画像の寸法は、使う枠(モジュール)によって違います。公式の「A+ コンテンツの例」には、次の値が載っています。

枠の名前最小推奨
標準3画像とテキスト300×300600×600
標準画像 & テキスト オーバーレイ970×3001940×600
標準単一左画像600×180600×600
比較表150×300(記載なし)

単位はピクセルで、横×縦です。「標準商品説明テキスト」は画像ではなく文章だけの枠で、最大6,000文字です。上の値は、公式ページに載っている「例」の値です。画像を作る前に、使う枠の名前と寸法を、公式のページで確かめてください。

入れてはいけない内容は、主に次のとおりです。

引用を使う場合は、有名な出版物や著名人のものに限られ、最大4つまでです。

公式ページ:A+ コンテンツ(KDPヘルプ・公式)、A+ コンテンツの作成(KDPヘルプ・公式)、A+ コンテンツの例(KDPヘルプ・公式)、A+ コンテンツ ガイドライン(KDPヘルプ・公式)

進め方

  1. 表紙を完成させておきます。
  2. 公式の「A+ コンテンツの例」を開いて、使う枠の名前と寸法を決めます。決まっていなければ、「未定」のまま、画像案の相談だけをします。
  3. 画像を作れるAIに、完成した表紙を添付して、下の依頼文1を送ります。
  4. 返ってきた画像案を読み、使う案と、画像の中に表示する文字を決めます。表示する文字は、一字ずつ確認します。
  5. 選んだ案を、依頼文2で、一枚ずつ作ってもらいます。画像案をChatGPT以外のAIで相談した場合は、選んだ画像案の内容をChatGPTへコピーし、完成した表紙を添付してから、依頼文2を送ります。
  6. できた画像を、指定した文字と見比べて、保存します。

一度に何案も作ってもらうより、最初に一案だけ作り、文字、構成、色を確かめてから直すほうが、どこを変えたのかが分かりやすくなります。

依頼文1:画像案を考えてもらう

[ ]は、自分の本の内容に書き換えます。「特に伝えたいこと」には、本文で説明した内容を三つ書きます。

AIへ送る依頼文
添付したKindle表紙と本の内容を使って、Amazonの商品ページへ追加するA+コンテンツの画像案を作ってください。

使う画像枠:[選んだ枠の名前/未定なら「未定」]
本のタイトル:[ここに書く]
読んでほしい人:[ここに書く]
この本を読むと分かること:[ここに書く]
本の中で特に伝えたいこと:
1. [ここに書く]
2. [ここに書く]
3. [ここに書く]

添付した表紙から、色、書体の雰囲気、本の世界観を引き継いでください。表紙をそのまま横へ伸ばすのではなく、商品ページで読みやすい、選んだ画像枠の縦横比に合う構成へ作り直してください。

まず、画像ごとに、次の内容を文章で提案してください。
・その画像で伝えること
・画像内へ入れる短い文字
・使う絵、写真、図
・表紙から引き継ぐ色
・画像の構成

次の条件を守ってください。
・本文にない内容、実績、結果を加えない
・価格、割引、ランキング、レビューを入れない
・外部サイトへの案内やURLを入れない
・QRコード、電話番号、メールアドレス、住所を入れない
・「無料」「最新」「今すぐ購入」などの言葉を入れない
・Kindle+やKindle Unlimitedに触れない
・他社や競合に触れない
・「ナンバーワン」など、根拠のない言い方をしない
・他社のロゴや著作物を無断で使わない
・画像一枚で伝えることを一つに絞る
・スマートフォンでも文字を読める大きさにする
・表示する文字は、私が確認した文章だけを、一字一句そのまま使う

画像案を私が確認するまで、完成画像は作らないでください。

依頼文2:選んだ画像案から、一枚ずつ作ってもらう

画像案と表示する文字を確認したあとで使います。[ ]は、選んだ案と、枠の寸法に書き換えます。寸法が分からないときは、空欄のまま送らず、先に公式のページで確かめます。

AIへ送る依頼文
先ほど提案したA+コンテンツの画像案から、次の一枚を作ってください。

採用する画像案:[画像案の名前を書く]
この画像で伝えること:[ここに書く]
画像内に表示する文字:
「[確認済みの文字を、一字一句そのまま書く]」
使う画像枠:[選んだ枠の名前]
画像の大きさ:横[ ]×縦[ ]ピクセル
保存形式:jpg(またはpng)、RGB、2MB未満

添付した完成表紙の色、書体の雰囲気、本の世界観を引き継いでください。表紙そのものを貼り付けたり、横へ引き伸ばしたりしないでください。

次の条件を守ってください。
・この一枚で伝えることを一つに絞る
・指定していない文字、実績、価格、ランキング、レビュー、URLを加えない
・QRコードや、「無料」「最新」などの言葉を加えない
・文字を端で切らない
・スマートフォンでも読める文字の大きさにする
・透かしを入れない
・この一枚だけを作り、次の画像はまだ作らない

画像の大きさが分からない場合は、推測で作らずに、私へ知らせてください。

作ったあとに確かめること

画像ができたら、表紙と同じように、指定した文字と一文字ずつ見比べます。違いがあれば、同じ会話で、直す場所と正しい文字を伝えます。

採用した画像は、「本作り」フォルダに「A+_01.jpg」のような名前で保存します。選んだ枠で必要な枚数があれば、同じ手順で作って、「A+_02.jpg」「A+_03.jpg」と番号を進めます。保存した画像を開き、文字が欠けていないか、寸法、形式、容量が、選んだ枠の条件に合っているかを確かめます。確かめ方が分からないときは、今の画面をAIに見せて聞きます。

KDPへ画像を登録し、本へ適用する

画像が完成したら、KDPの「マーケティング」でA+コンテンツの管理画面を開きます。以下は、2026年10月10日にKDP公式の作成手順を確認した流れです。

  1. 「商品紹介コンテンツの作成を開始する」を選び、管理用の名前と言語を入力する。
  2. 「モジュールの追加」でレイアウトを選び、指定サイズの画像と文章を入れる。
  3. 「次へ:ASINの適用」へ進む。ASINはAmazonの商品を識別する番号です。自分のKDP本棚にある対象の本を検索し、正しい本と形式を選んで適用する。
  4. 「プレビューして提出」で、PCとスマホの見え方を確認する。文字切れ、画像の順序、内容と対象の本を見直す。
  5. 問題がなければ「承認用に提出」を選ぶ。提出日と対象のASINを記録する。

kdp.amazon.co.jpから作る場合、公開先はAmazon.co.jpです。マーケットプレイスを選ぶメニューがなくても、操作を飛ばしたわけではありません。

提出後、商品ページで確かめる

公式では、ガイドラインに沿った内容は通常八営業日以内に表示されると案内されています。混雑時は延びる場合があります。変更が必要なときはメールの案内を読み、修正して再提出します。

表示されたら、対象の商品ページを開き、画像と文章をPC・スマホで見ます。提出が済んだことと、実際に表示されたことは分けて記録します。本が選べない場合は、自分の本棚のASINと見比べます。解決しなければ公式ヘルプとサポートで確認し、別の本へ誤って適用しないようにします。