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あおいのKindle出版アカデミー
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付録

「一日で一冊」の、六つの工程

『Claudeを使って1日でKindle出版!!』に書いた、私の作業の分け方を紹介します。テーマと構成は平日に考え、慣れたあとの制作を土曜日へまとめた経験です。思いついてから販売開始までを、すべて一日で終える話ではありません。

①テーマ:自分の経験と、既刊とのつながりを見る

自分の属性や、やってきたことを組み合わせてテーマを考えます。私の場合は、AIを使ってきた経験を柱にして、既刊と関連する本を選びました。初めての一冊なら、既刊とのつながりはなくてもかまいません。読者へ渡せる経験を、まず一つ選びます。

例えば、すでにKindle本を作ってきた経験を、次は「短い時間でどう進めているか」という切り口でまとめる。この本自体も、そのように経験を積み重ねて書いたものです。

②構成・骨子:本文の前に、渡す価値を決める

読者は何を知りたいか、自分が書く価値はどこにあるか、各章で何を伝えるかを、AIと話して決めます。私がいちばん頭を使う工程です。章の順番が自然か、同じ話をしていないかも、ここで見ます。

私は、このテーマと骨子の作業を、平日の朝や夜へ小分けにしていました。元気な時間に考える作業を済ませておくから、週末の本文作りを進めやすくなります。材料のないところは、本文を書く前に補います。

③本文:決めた骨子を、章ごとに文章にする

骨子が固まったら、章ごとにAIへ本文を依頼します。渡すのは、章で言うこと、実際の経験、文体のルールです。出てきた文章は、意図と事実を確かめてから次へ進みます。

私はチャットで議論しながら書く方法と、目的別のファイルに残した執筆ルールを読んでもらう方法を使っています。大事な箇所では、自分が何を言いたいかを細かく伝えます。速くするために、自分の判断まで抜くわけではありません。

④挿絵:必要な場面だけ、簡潔に作る

本文の理解を助ける場面へ、画像生成AIで挿絵を作ります。私の場合は、絵に文字を詰め込まず、シンプルにしています。文章で分かる箇所へ、必ず画像を増やす必要はありません。

作った挿絵が本文の説明と合っているか、意図しない文字が入っていないかを確認してから、原稿に入れます。作り方は、本編の文章だけでは伝わりにくい内容を、画像で補うで説明しています。

⑤表紙と紹介:本の中身が伝わる形へ整える

私がこの本を書いたころは、画像生成AIで表紙の案を作り、Canvaで調整していました。早く作れるようになったのは、何冊も作って慣れたからです。スマホでタイトルが読めるか、本の中身と印象が合うかを確かめます。

紹介文に「はじめに」を使っていたこともあります。ただ、そのまま使う場合も、誰向けで何が分かるかが伝わるかを確認します。A+画像は当時作っていませんでした。私の場合は、次の本へ時間を使う判断をしたという話です。

⑥KDP:確認した原稿で、出版を申し込む

本文と表紙を見直し、KDPの入力内容と照合して出版を申し込みます。私の場合は、③〜⑥を土曜日の朝から昼過ぎへまとめていました。初めての人は、アカウント登録や本人確認、入稿形式の準備にも時間がかかります。審査と販売開始は、自分が作業する時間とは別です。

この六工程のポイントは、時間の短さそのものではありません。考える作業を前に分け、決めた材料で制作を進め、最後の確認を残すことです。初めての一冊は、序章0-6の目安と本編の手順を使い、自分のペースで進めてください。

もとにした本:『Claudeを使って1日でKindle出版!!』第4章①〜⑥。本編とは別に、必要なときに読む付録です。